不動産投資の今後の展望
2016/06/24(金)

今週の日経ビジネスの記事によると、2033年には、居住者がいない空き家が日本の総住宅数の30%を占めるようになる。
(6月7日、野村総合研究所がまとめた調査結果)
この問題は、今後アパートに投資しても長期スパンで考えると、空室が埋まらなくて、アパート経営に支障をきたす
恐れがあると短絡的に考えがちである。
我々不動産業者にとっても深刻な問題である。 今現在も13.5%の空き家が存在する。
その空き家は大半が地方都市でも、さらに田舎の過疎地域の空き家率が高く、県庁所在地などの
地方都市でも、中心に位置する不動産に関しては空き家率が低い状態で
政府が進める、コンパクトシティ構想により、ますます、都心部に人が集まる傾向に
なることが予想される。こういったことから、投資用不動産を購入し、20年、30年と
変わらぬ価値を維持するためには投資する不動産の立地が重要な鍵を握ることになる
と思う。
立地のよい不動産は中古のアパート・マンション・土地価格ともにここ3年ほどで2~3割程度値上がりしていて
今後も価値の安定が予測される。
いつも私が言っているように不動産は一に立地二に立地三、四がなくて五に立地である。