今回のテーマは「不動産投資VS株式投資」として、セミリタイヤ後の私がやっているそれぞれの投資を比較検討し、長所・短所や今後の課題等をまとめてみようと思います。


2015/01/01(木)

1、収益性

<不動産投資>
ほぼフル活動で、年利8%。マイナスがない代わりに上限があり、収益性は高くはない。

<株式投資>
自己投資ファンドで、年利40%。一時的にマイナスになるなど大きく振れるが収益性は高い。

2、安定性

<不動産投資>
毎月入る家賃は安定収入として、生活の基盤。この安定性こそ、安心感の源泉。

<株式投資>
マーケットのボラティリティも高く、10月は一時的にマイナスに。安定性は全くないと改めて実感。

3、流動性

<不動産投資>
あまりない。数カ月から1年単位の準備期間が必要で、計画性が求められる。

<株式投資>
現金同様と考えて問題ない。クリック一つで3日後には現金化というのは魅力的。

4、長所

<不動産投資>
数ある投資商品の中での不動産の最大の特徴は借金ができる事。手元の資金が少なくてもレバレッジを利かせて多くの物件を所有することも可能。実際、多くの友人がこの手法で優良物件のオーナーに(私は残念ながら自己資金派です)。

<株式投資>
テンバガーと呼ばれる10倍株が話題になるなど、爆発力は別格。理論上も、株式投資は商品設計上、有限責任であるためリスクリターンのバランスから株主が有利な条件となっている。実際、ある友人はソフトバンク株で600万円→2.5億円にも。

5、短所

<不動産投資>
インフレ対策=不動産投資のような発想もあるが、実際は不動産価格は上昇しても家賃は下がり続けている。この理由は、実質賃金の低下もあるが結局は需給の問題。空き家問題がその代表例。

<株式投資>
個人投資家の多くは「プロの財布化」しているのが現状。平たく言えば、損をして退場しているという意味。株式投資はゼロサムゲームではないが、プロと素人ががっぷり四つに対峙する事も多く、資金量や経験値による差が大きく出やすい。また、最近はプロ化した個人投資家も出没しており、複雑化している。

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