共同住宅における【界壁】とは・・・
2019/02/14(木)

こんにちは ウェーブハウスの村上です。
昨今、不動産業界に関するニュースではよくない内容のものが目立ちますね。
・建築会社による融資打診資料の改竄
・賃貸会社による消臭・抗菌サービスの未施工
・大手アパート建築会社による違法建築問題などなど
今回は、新聞やテレビでも大きく取り上げられているレオパレスのアパートの建築不備の中で取り上げられた【界壁】について注目したいと思います。
【界壁】とは、共同住宅において住戸と住戸の間を区切る壁の事を指します。
界壁は、「防火」・「遮音」という役割について、建築基準法等の基準に則した性能を満たし、小屋裏・天井裏まで達するように施工されなければならないのですが、レオパレスのアパートでは一部で小屋裏、天井裏まで施工されていなかったという不備があったとのことです。
これでは遮音性が通常よりも劣るだけでなく、火災の際などにも火の回る早さがはやくなってしまう等の恐れがあるそうです。
天井裏の界壁があるかどうかというのは、目視では分かりませんし、知識のない素人からすれば適法に建物は建築されていると考えるのが当然かと思います。
見えぬからこそ、しっかりとした仕事をするのが大切だと思います。
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