年末調整の季節です
2020/11/21(土)

こんにちはウェーブハウスの島村です。
気づけば11月も折り返しを過ぎ、年末に向けて
少しずつ片付け等も始められるタイミングではないでしょうか。
この時期サラリーマンの方は年末調整の提出書類を
準備したりと色々と忙しいですよね。
年末調整の準備をしていて改めて気づいたのですが
2020年度の税制改正によって基礎控除額と
給与所得控除の額が変わっていましたので
解説させて頂きます。
【基礎控除】
2019年…一律38万円
2020年…2,400万円以下→一律48万円
2,400万円超~2,450万円以下→32万円
2,450万円超~2,500万円以下→16万円
2,500万円超~→0円
所得金額が2,400万円以下の方は控除額が10万円アップし減税に
(※実際は減税になりません。理由は後程・・・)
一方、所得金額2,400万円を超える高額所得者の方は
控除額が少なくなり、納税額が増えるようになっています。
【給与所得控除】
2017~2019年まで
給与等の収入金額 (給与所得の源泉徴収票の支払金額) |
給与所得控除額 | |
---|---|---|
1,625,000円まで | 650,000円 | |
1,625,001円から | 1,800,000円まで | 収入金額×40% |
1,800,001円から | 3,600,000円まで | 収入金額×30%+180,000円 |
3,600,001円から | 6,600,000円まで | 収入金額×20%+540,000円 |
6,600,001円から | 10,000,000円まで | 収入金額×10%+1,200,000円 |
10,000,001円以上 | 2,200,000円(上限) |
2020年~
給与等の収入金額 (給与所得の源泉徴収票の支払金額) |
給与所得控除額 | |
---|---|---|
1,625,000円まで | 550,000円 | |
1,625,001円から | 1,800,000円まで | 収入金額×40%-100,000円 |
1,800,001円から | 3,600,000円まで | 収入金額×30%+80,000円 |
3,600,001円から | 6,600,000円まで | 収入金額×20%+440,000円 |
6,600,001円から | 8,500,000円まで | 収入金額×10%+1,100,000円 |
8,500,001円以上 | 1,950,000円(上限) |
国税庁HPより引用
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1410.htm
こちらの表を見て頂くと、2019年以前のものと比較して給与所得控除の額が
それぞれ10万円ずつ下がっていることが分かります。
ですので、基礎控除が10万円増えていても給与所得控除の額が
10万円減っているので税額の増減は無いという事になります。
また、給与所得控除は給与などの収入金額に応じて
倍率があり、2019年までは収入金額10,000,001円以上の
控除額は一律2,200,000円でしたが、2020年からは
収入金額が8,500,001円以上の方は控除額が一律
1,950,000円になり税額が多くなる仕組みになっているようです。
一般の方には影響は無く、収入金額の多い方にはデメリットが
大きくなる改正のようです。
ご参考頂けますと幸いです。
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以上ウェーブハウスの島村でした。