メールコメダ、２０１６年上場申請。〜アジア進出に向けて〜
2014/12/11(木)
皆さまコンニチワ
岡山での失敗しない不動産投資と、
経済ニュースをチェックしておきたいあなた、、
ＷＡＶＥＨＯＵＳＥ の イッペイ早川でございます。
名古屋生まれで、朝はコメダのモーニングで育ってきた私には少し興味のあるニュース。
コーヒー店チェーン「コメダ珈琲店」を運営するコメダが２０１６年中にも株式の上場を申請する方向で検討しているとのこと。
コメダは現在アジア系投資ファンドMBKパートナーズの傘下。
現在は地盤の中部地区以外での出店を増やしていおり、新たに得る資金を海外展開などに投じて成長加速させる様です。
元々は２００８年に「コメダ珈琲店」をフランチャイズ展開するコメダ（本社名古屋市）の大株主である投資ファンドのアドバンテッジパートナーズは、保有するコメダ株の全株式をMBKパートナーズが組成する投資ファンドのMBKP３（本社東京）に譲渡することが発表されたことから始まる。
アドバンテッジパートナーズは２００８年４月にコメダ創業者の加藤太郎氏から株式の約８割を取得後、当時全国展開を積極的に進め急成長し１２年１２月末で４７６店を出店１０００店体制も射程内に入っていたという。
この成長途上にあるコメダ株をアドバンテッジパートナーズが手放すのという話が浮上した際に、コメダ株の買収で最有力候補になったのが今回コメダを上場に向かわせているMBKだ。
当時、ある大手のコーヒーチェーンも名乗りを上げたとも言われているが、買収額で折り合わなかったという。
MBKは全株買収する方針で、
ポッカサッポロフード＆ビバレッジもコメダ株を１２％（５５万８２４０株）保有しているが、同時期にコメダ株をMBKに譲渡している。
ポッカサッポロフード＆ビバレッジは株式譲渡益として約３４億円を計上した。
コメダ創業者が保有していた残りの株式も入れると、MBKがコメダ買収にあてた資金は総額４３０億円以上とのこと。
現在MBKは資金を出した、大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券を選定し上場を目指す。
■ コメダ２０１４年２月期 ■
売上高（商品・製品などを販売することによって得た金額。売り上げ。）
前期比４４％増の１５９億円
営業利益（儲けを表す数値。一般企業の純営業活動から生み出された利益のこと。営業利益 ＝ 売上高 –（売上原価および販売費、一般管理費など）
前年比１７％増の３４億円
売上高営業利益（売上高に対して営業利益が何％かを示す。 営業活動が効率的に行われたかどうかをみるための数値）
２２％とスターバックスやコーヒージャパンなど同業大手を上回る。
２０１５年には６１０店になる見通しで、
時価総額（上場株式がどの程度の規模なのかを表したものをいう。個別銘柄の時価総額ついては、証券取引所で売買された株価の終値に発券済株式数を掛けたもの。時価総額はその銘柄の「価値」を示し、企業買収の参考にもされる。）
１，０００億円 を超えるとの見方もある。
■ ちなみに現在の日本の時価総額 ■
１位 トヨタ ２５兆７１３５億９５１３万２３１６円
２位 三菱UFJ ９兆６４０３億２０１４万８３６８円
３位 ソフトバンク ８兆９１０１億５６万８６６５円
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２５位 ブリジストン ３兆４３４１億３７６５万２７４４円
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５０位 京セラ ２兆１２７８億８０６９万８３００円
もちろん日本の上場企業と比べると時価総額予想もまだまだ伸び幅がありますが、アジアには人口１３億人の中国、１２億人のインドといった人口大国が存在し、アジア全体で世界人口の約５割を占めている巨大なマーケットに向けて、株式上場後の今後展開が楽しみです。
家から歩いて通っていたコメダ。小、中、高、大学時代、社会人になってからも、のほほんと喫茶タイムを楽しみに。（友達にもコメダ経営者がいる程見近。）
遥か昔には “コメダは名古屋以外に展開しない説” も聞いたことがありますが、今や海外に目を向けたスーパー珈琲店に。笑
今回の様にどの会社が投資し何を目指しているかなどの投資背景を知ると、しくみに気が付き更に面白さが増します。
さ、岡山にもコメダが２店舗出店したことですし、シロノワールでも食べに行ってきます。
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