蝶番と丁番
2021/06/06(日)

こんにちは、ウェーブハウスの福田です。
突然ですが、こちらのモノを見たことはありますか?
開閉する場所に付いているのを見かけたことがあると思います。
これ、「蝶番」というのですが、読み方はご存じですか?
正解は「ちょうつがい」です。(ちょうばんともいいます)
その読み方の通り、蝶々に似ている、つがいになっているものだから、だそうです。
「番」つがい:二つ組むこと。また、そのもの。くみ。(広辞苑より)
確かにパタパタ開閉する姿は蝶々のようですよね。
「丁番」という漢字で表すこともあるのですが、
違いを調べてみたところ、こちらは略字のようです。
略字より「蝶番」で「ちょうつがい」と読む方がなんだか美しく感じます。
いつから存在するものなのか気になって調べてみましたが、
「かへるがへるも屏風の中でやはりはなれぬてふつがひ」という和歌のなかに
「てふつがひ」が登場していることまではわかったのですが、
和歌ということは平安時代くらいから日本に存在していたのでしょうか・・・。
(違うかも、違ったらごめんなさい)
室町時代には確実に存在していたみたいです。(屏風に紙の蝶番が使われていたようです。すごい)
歴史は苦手でしたが(暗記する作業が嫌いだったんです・・・)
建築や家具の歴史から知っていくと面白いですね。